ラーメン食べたい。

黒髪ロングの黒タイツ。

人生をコンテンツで埋めていく

日本に帰ってきた。今年度は勉強もかなり難しく感じ、疲れましたね。勉強して、テスト受けて、点数出ます、みたいな流れにそろそろうんざりしてきた。

コロナウィルスの影響で外出をしないことを推奨している世の中だが、自分はあまり不満がない。この前も友人が「またこんな風に皆でゲームできて楽しいね」なんていう日常系アニメの台詞みたいなことを素で言っていたし、僕も同意した。ただ、経済にはよくない。よくない。感染症で死ぬ人の数 vs 経済が停滞することによる出る自殺者の数、みたいに功利主義的に政策を決められるほど社会って単純でもないしね。知らんけど。

最近は乃木坂と日向坂46、特に、今まで全くもって触れてこなかった日向坂46のコンテンツを暇な時間や作業中に消費していることが多い。冬学期中に乃木坂46の四期生を見て乃木坂愛が再燃し、その延長で日向坂46にも触れ始めた。僕が高校時代に乃木坂にハマっていた時はひらがなけやきとかいう名前だった。

日向坂の推しはこの子:

金村 美玖 | メンバー | 日向坂46公式サイト

別にブログが面白いということはないのだけれど。顔+表情がまあまあツボ。頭良いキャラみたいに扱われてるらしいけど、そこは自分にとってはどうでもE。僕は自分のコンプレックスを刺激しないぐらいの知能の女の子が良いですね。

乃木坂に関しては、西野七瀬の卒業以降の推しは実は決まっていなかったり。まあまあ箱推しかもしれないね。四期生めっちゃ可愛い。

去年の今頃はバンドリにハマっていて、ゲームからライブまで色々と楽しんだ。今はRoseliaのライブがあるなら行きたいかなといった感じで、だいぶ坂道アイドル中心のお気持ちになってきている。坂道系はコンテンツが色々多くて助かる。

 

これは何となく予想していたことだけど、ライブなどにいけない状況になってくると、バンドリっていうコンテンツに対しての広がりが感じられなくなってしまって、気持ちが一時期より落ち着いた。ゲーム(やりこんだわけではないが)もライブも行ってアニメなどの周辺コンテンツも消化して、となると、キャラ愛で同人界隈に突っ走るか、中の人を気に入って応援するかなどの選択肢が出てくるけど(他にもあるはず)、自分はその双方にも行かなかった。こういう風に、二次元系のコンテンツと三次元系のコンテンツを行ったり来たりしながら僕は生きていくのだろうな。

 

アニメにハマり、ラノベにハマり、アイドルにハマり...とあんまり模範的ではない人間としての趣味を持ち続けている僕だけど、極端に受動的なコンテンツを中心に生活することの危険性は意識している。

僕にとってのコンテンツとは、どんよりした人生に、バーチャルな色を一時的に与えてくれるような存在である。僕は人生自体にプラスな考えや感情も持っていないし、すごいカジュアルな表現としては、一種な虚無さを感じていると言っても良いかもしれない。ただ、コンテンツのことを考えれば何となくその空虚さを、忘れることはできなくても、少しの間だけ直視せずには済む。もともと寝付きの悪い僕は、何かのコンテンツを視聴したり、友達と通話した後でさえ、夜にそんな事を考えて眠れなくなったりする。その時間がどうしようもなく嫌い。

しかし、他者性の高いコンテンツは、自分がどうしようもない理由、主に製作者側の都合によって突然終わったりする。そんな時、コンテンツに夢中だった頃には横目で見ているだけで済んでいた不都合な、それでいてどうしようもない感情や思考が頭を駆け巡る。それが嫌で仕方なくて、少しでも悪い予感がすると、致命傷になる前に、コンテンツ自体を切り捨てたこともある。

最近それを意識させられたのは、ニコニコの幕末志士の最終回だ。彼らに関しては、自分はたまに過去のアーカイブを見るぐらいのもので、視聴者層の中でもカースト最底辺だと思う。その一方、twitterのリプ欄などを見ていて、「過去〜年間、お二人の動画が唯一の楽しみでした」と言ってるようなものも多かった。それが本当松かどうかはさておき、そういう人にとっては辛いだろうな、なんてことを思いながら画面をスクロールしていた。

そんなことを考えると、自分にもっと近いコンテンツ、もっと自分が能動的に介入する余地のあるコンテンツに目を向けるようになると、もうちょっと自分を欺きやすいんだろうなと思う。生きやすくなるというか。人間関係の渦の中で青春だ、とか言ってみたり、恋人作ったりさ、結婚したり、子供作ったり育てたり。あれって要はそういうことなんじゃないかなって。自分より子供が大事って言う親っていっぱいいるじゃん。あれってそういうことでしょ。

僕は当分このままだろうけど。

 

未だに俺ガイルの最終巻が怖くて、読む気になれない。

 

では、次の記事でお会いしましょう。

乃木坂46のオタクだった話。

あけまして、あけました。久しぶりのブログ記事です。

皆さん、2019年はどのような年でしたか?社交辞令で聞いています。

 

さてさて、遂に乃木坂46白石麻衣さんの卒業が発表された。実は昨日、なぜかずっと乃木坂関連の動画などを見たりしながら1日を過ごしていたので、そういった意味では僕にとってもタイムリーなニュース。

news.yahoo.co.jp

大学に入る少し前から乃木坂を追ってなかった自分としては悲しいニュースではないが、乃木坂46の顔とされている彼女の卒業には一抹の寂しさを感じる。実はクリスマスイブには自由が丘のカラオケで乃木坂の歌を熱唱していたんだよね。僕が感情を込めて歌う中、各々スマホをいじっていた友人たちが僕は大好き。

橋本奈々未生駒里奈西野七瀬(僕の推しだった)などの大物が卒業していくのを見守り続けてきたまいやん、本当にお疲れ様です。

僕が乃木坂にハマっていたのは高校時代。全てが嫌いだった高校時代、唯一の心のオアシスが乃木坂だったのだから、その推しっぷりは狂気じみてたと思う。勉強しないでずっと乃木坂関連のコンテンツに時間を費やしていたし。2017年真夏の全国ツアーFINALの東京ドームライブ、あんなに感動して涙が出そうになったライブはもう人生に出てこないんじゃないかな。二日とも最前列ブロックで、人生の運の半分ぐらいはあそこに使った気がする。初日の制服のマネキン(たしか)スタート、本当に本当に心が震えた。

そんな乃木坂も受験の終わりとともに熱が冷め、去年はバンドリのRoseliaに熱を上げてた。今年も機会があったらライブに行きたいけど、遠隔で消費できるコンテンツが少ないのは、海外に左遷されているオタク君からすればデメリットだよね。それに比べて、遠隔でもコンテンツがそれなりにあって極端な顔面派の僕とも相性が良い乃木坂、今後は少しづつ脳内メモリを乃木坂に分けても良いのではと思っている。全国ツアーは夏にあるし、その点も相性が良いかも。高校時代は何とも思っていなかった北野日奈子がめちゃくちゃ可愛く見えたり、相変わらず与田祐希が可愛かったり、齋藤飛鳥に貫禄が出ていたり、いつの間にか四期生がいたり。

 

色々と思い出話でもしようかなと思っていたけど、面倒だからまた今度。

今年も細々と更新すると思うので、よろしくお願いします。

 

では、次の記事でお会いしましょう。

とりあえず近況。

お久しぶりです。前回の記事から随分と時間が経ってしまったように感じる。

先月から大学に戻り、絶賛色々な課題やテストに追われている毎日。過去の記事の更新日時を見ていたら、自分は精神的に疲れていたりする時にブログを更新することが多いことに気が付いた。なんとなく、何かを吐き出したいのだろうね。これから少しの間は投稿が増えるかも。

"いわゆる"大学生活に関しては特に言及することはない。そして多分、それは良いことのような気がする。色々なことが重なり、去年よりもマシな生活が出来ているように感じる。表面上の成績や進級振り分けなどは上手くいっているのだが、やはりオタクが海外で一人、寂しく暮らすのは厳しい。今年はそうなっていないことに感謝をせねば。

ただ、何もやる気が出ない日も相変わらず多い。今週末など何もやる予定だった作業が進まず、ゲームばかりしていた。最近始めたスプラトゥーンが楽しい。そんな中、この記事を書いている。本当は映画「天気の子」の感想含め、色々なことをブログに書きたかったのだが、あとでいいやと思いそのままになっていた。いつか書く、多分。

そんな中でも先週末は面白いことがあって、何とこっちの国のオタクイベントに参加したみた。以下その時のツイート:

 これはお目当のアニクライベントの前に顔を出したイベント。演者には興味はなかったけど、お願いシンデレラを聞けたのはありがたかった。

 お目当のアニクラ。アニソンが流れて騒ぐ、良い。

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Yakkai Squad

連れのオタクと現地でできた仲間との写真。ゆきなのシャツと法被を着ているのが僕。まさか孔雀を海外で初めて見ることになるとは...。バンドリの現場がメインだったので異文化に触れた感じ。いつか孔雀持ってラ!サ!の現場に凸ってみたいよね。

 

と、こんな感じ。今月はP5Rが出るね、めちゃくちゃ楽しみ。

では、次の記事でお会いしましょう。 

『五等分の花嫁』10巻の感想

こんにちは。

僕が結構前から読んできた漫画『五等分の花嫁』10巻の感想と今後の展開予想を書いていきたいと思う。10巻が特別好きというわけでもないが、キリが良い数字なので書いてみようかなと。

ネタバレ有りなので、まだ読んでいない人はブラウザバックした方がいいと思う。以下感想:

 

 

 

 

 

 

では。今回の表紙は四葉。この顔を見てくれ。完全に悪人の顔。頭に草を生やしてるところも、ギリシャ神話に出て来そうな悪者の神だよね。嫌な予感はしていた。

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もう既に読んでいる人向けなので、話の解説ではなく、あくまでも感想を。五人一人一人に焦点を当てて感想を言う方式をとりたい。

まずは、

一花:前巻(9巻)ではついに三玖に変装すると言う禁じ手を使って風太郎を惑わそうとした一花。今作では本格的に悪者化するも失敗。三玖との間にも軋轢を生む結果となる。最終的には五人の絆というお涙ごっつあん展開で三玖のサポートに回るも、結構世間的にはヘイトを貯めたのではないであろうか。前前巻辺りは二乃がこのポジションにいるかもしれないと思っていたが、やらかしてしまったのはこの一花。まだ話は続きそうなので脱落と決定するのは早いかもしれないが、当分メインでは動けないところまで来てしまった気がする。一花ファンは涙を拭いてそう。

そんな一花だが、意外と僕は嫌いじゃなかったり。長期的にはどう考えても悪手となるような手を使ったところは単純な計算ミスとしか思わないが、自分がついた嘘で雁字搦めになり、完全に失敗した彼女が最後に

「全部嘘だよ」

と開き直り、風太郎にも自分にも嘘をつき、自分を無理やり納得させようとする展開は人間味が出ていて嫌いではなかった。お涙展開の後に三玖のサポートに回るだけではとてもサムイしね。むしろこのシーンで自分の中での一花の好感度が前巻よりは上がったかも。中身は丸っ切り違うけど、俺妹の主人公とあやせちゃんの最後を思い出すような構図だったね。

 

二乃:自分の中でも、世間的にも好感度が爆上がりなのは二乃だよね。序盤、特にアニメでやっているところまでは恐らく一番ヘイトをためるような人物だったはず。純粋な見た目だけでいえば二乃と三玖が他とは雲泥の差で好きなのに、何となく僕も推せてなかったのが前前巻辺りまでのこと。そこからは破竹の勢いで進んでいってる。いつか三玖と推しチェンする日も来るかもしれないと感じたのが今巻。ウダウダとしていてしんどい一花vs三玖の対決を一先ず収めたのはこの女の子。

二乃の良いところは、己の葛藤に対しての決断が明快であることだと思う。三玖と一花にありがちな、「風太郎のことは好きだけど、他の四人のことも〜ウジウジ。うーん...。」という読者がヤキモキするような思考がほとんどない。アピールするときはアピール、問題が起これば恋愛感情は抜きにして火消し、と行動がはっきりしている。今回は無駄にアピールせず、問題の火消しにあたった二乃が僕の中では一人勝ち。これからも頑張ってください。

 

三玖:推しキャラ。好きすぎて彼女が使っているであろうヘッドフォンを買った。

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Feeling close to Miku-chan

だけど今巻で好感度が上がることはなかったかな。和装姿はめちゃくちゃ可愛かったけど。前巻が今までにないほどの三玖回だったということもあって動向を注視していたが、思ったよりも普通だった。同じようなイベントを何回も繰り返しているようにしか思えない。

このような冗長な展開は、三玖がこの物語の構造のツケを払わされているからだと思う。思えば三玖の展開はめちゃくちゃ早くて、一時期は三玖が読者人気で覇権を築いていた。しかしヒロインは五人いて、それぞれの魅力を描かなければいけないこの漫画の性質上、展開が早いヒロインには待ったをかけなければいけない。それと同時に、超人気ヒロインが出てこなければオタクは暴動を起こすという作者のジレンマ。これが原因で三玖に関しては「繰り返される似たようなイベント」という煮え切らない展開になってしまっているのだと思う。

 

四葉風太郎が昔会った女の子は彼女だった。まだ三玖が猛威を振るっていた頃に四葉説が多く出ていたのであまり驚かないが、五月を操っていたというのは想定外だった。うーん、零奈は五月か〜と思った矢先だったね。僕があまり四葉が好きじゃなかった理由が今巻で分かった気がする。みんなに可愛がられるようなアホの子を演じつつ、裏で何考えているのか分からないような女子がリアルでも二次元でも好きではない。捻くれたオタクが警戒度をもっとも強めるようなキャラである。結果的に四葉はそのような子だったという話。ただ、これから一悶着あるとすればこの四葉が中心を担っていくと思う。ついに物語が三玖と二乃と一花の間だけで完結しなくなるのは作品のポテンシャル的には嬉しい。そこに関しては期待している。

 

五月:今巻は特に大きな出番がなかった五月さん。零奈として高校生の風太郎に度々ちょっかいを出してきたのは五月だと前巻で判明したが、全く風太郎に好意を抱いていなさそうな五月が何故?という疑問は晴れた。

五月に関する展開はこれからどうしていくのだろうね。第一巻表紙のメインを張った人物であり、風太郎が一番初めに会ったヒロイン。ポテンシャルはあると思うんだけど、今から結婚するであろうヒロインに仕立て上げるのは中々に強引な展開になりそう。個人的には五月は第二の主人公的なポジションでいてくれたらいいなと思う。五人姉妹の母親に関する展開などは五月がメインを張る伏線も色んなところにあったはずだ。そういった意味で、「成長」を表すようなキャラになるのが自然な√のように思えるけど、どうだろうかな。多分最終的には恋愛バトルに首を突っ込んでいくことになるんだろうけどね。そういう漫画だし。

 

今後の展開予想:一花は一時脱落、二乃と三玖はアピールを続け、四葉と五月が零奈関連で暗躍する展開になると思う。次の巻ぐらいは最初の3人の出番を少し減らすことになるんじゃないのかな。僕的には面白くないけど、流石に二乃と三玖のハードプレス一辺倒の展開では何も進まないでしょう。

それと、前巻に「鐘の前でキス」というとても重要な展開があったのも忘れてはいけない。結局誰なのかは分からなかったが、恐らくその子が未来の花嫁だと思われる。これは作者の描き方次第でどうにでもなるが、今のところ一花✖︎二乃△三玖△四葉◎五月◯と予想される。今巻で心情描写が多い一花、二乃、三玖のどこにもキスのことがないのは不自然だ。特に一花が風太郎にキスする時に流れた走馬灯のようなところにキスしたシーンを示すものはなかった。よって、一花ではない。二乃と三玖は一花ほどではないにしろ、今の段階では可能性は薄いだろう。五月はキスのことはまだ読者に分かるようには思い返していないが、風太郎関連で顔を赤らめたりする描写があるなど、最初の三者よりは可能性はある。ただ、風太郎に明確な好意を持っているかは微妙なところが足枷になっている。一番可能性があるのは四葉だ。それは単に、心情描写が一番少なく、彼女ではないと否定できる根拠がないに等しいからだ。風太郎に好意を抱いてるのは中野邸での膝枕シーンにより明白であり、作者としてもこのキャラをこれから動かしやすいということもありそうだ。

 

以上が僕の10巻の感想と今後の緩い展開予想。何かあれば是非コメントやDMにお願いします。好きな作品で語り合いたいです。

 

頼むから四葉はやめてくれ。頼む。

 

では、次の記事でお会いしましょう。

良い区切りに。

お久しぶりです。

前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまった。本当はRoseliaのLive等々の感想とかを大学にいるうちには書いておきたかったのだが、楽しかった思い出を大学にいる際の陰鬱とした気持ちで書くのは何となく不誠実な気がして書けていなかった。RoseliaとペルソナのLiveについてはまた後日に記事を書くつもり。今回は近況報告で済ませようかなと思う。

 

さてさて、大学も終わって夏休みに入った。やっぱりいいね、大学がないのは。一学期目よりは良い学期になって欲しいなと思いながら始まった二学期目も、全くもって楽しいものではなかった。本当に何もやる気が起きなくて、週末も最低限のこと以外ではベッドから出れないことが多かったし、講義も一学期目に比べてかなりサボってしまった。幸いなことに、今学期は出席自体が成績に大きな影響を及ぼす授業が少なかったので学業面で取り返しのつかないことにならなかった。友人たちの話を聞く限り、日本の大学は何回もサボると単位がもらえないなんてこともあるみたいで、そこに関してはまだ状況はマシなのかなと思った。

今学期は、大学内では特定の人と除いてほとんど人間関係を持つことなく終わった。うちの大学の人間グループは大きく分けこんな感じだ。

1. インター生による国ごとのコミュニティ

2. カナダ現地民

3. 1, 2の混合コミュニティ

日本人がそこまでいないうちの大学(特にうちのキャンパスは女子ばかり)で人間関係を持とうとすると必然的に3に紛れ込まなければいけないのだけど、この3が僕がもっとも苦手とするグループだ。

前にtwitterにこんなことを書いた覚えがある。

「アジア系現地民+白人男女+留学生アジア人+爆弾持ってそうな国の人+臭そうなインド人で構成されてる大学生グループみたいなの嫌いすぎる」

それぐらい僕はこういうグループが嫌いだ。大学の一週間辺りは寮の人と話すことが多かったので必然的にこういうグループが周りで構成されつつあり、僕は「留学生アジア人」の役目を負ってしまう寸前だった。もうね、話す内容とか人が全く合わないんだよね。だから無理せずフェードアウトした。無理無理、ジャップオタクくんには無理ですよ。

今学期は更に、

「君、名前は?」

「学科は?」

「なんでその学科選んだの?」

「勉強大変?」

みたいなテンプレ自己紹介みたいな会話をするのもされるのも嫌気が差し、前学期と同じく、学科の数少ない知り合い達とたまに話したり勉強したりする程度に収まった。教養学部のような一年生とは違い、来年から専攻が決まるので、それ関連で知り合いは増やしていきたいなと思っている。僕の専攻はそれなりに勉強が厳しいので有名(自殺者が出るほど)らしいので、横の繋がりを持っておいた方が良さそうなのだ。

勉学に関しては、とりあえず及第点を取ったかなという感じだ。僕の学校はシステム上、専攻は二年生に決定する。一年生達は、いわゆる受験で受かった各々の学科に入るのだが、その上で専攻で希望したものを選択するためにprerequisite courses(専攻するために必要なコース)で点数での蹴落としあいが発生する。僕の希望している(まだ出願中)のはコンピューターサイエンス専攻で、これに関しては最初にprerequisite coursesを取っていた人たちの20%~30%しか入れないと言われている。入れなかった人たちは余り物の専攻しか選ぶことができず、特に勉強したい訳でも無い講義にお金を三年間落とし続けることになる。なんとまあ、目障りなシステムだ。

そんな中で、僕の学科には〜点以上あれば大丈夫ですよという公式の目安の点数がある。だいたいその点数で20%~30%に絞れるようにテストの難易度を調節しているのだ。そして僕は一先ずはその点数を越えることができた。

本来は喜ぶべきところではあるし、それなりの数の人に羨まれるべき結果ではあると思う。しかし、この結果を受けて少しは安心したものの、「またか...」というような感想も自分の中で浮かび上がった。

決して自分を過信している訳ではないが、恐らく世の中全体で見れば、僕は頭が悪くてどうしようもない部類の人間ではないのだろうと思う。何に対してもやる気が起きなくて、ストレスによる不眠気味(多分)のコンディションでも少し危機感を感じて勉強したら基準点が取れてしまう。一見良いことに聞こえるが、何となくこれが諸悪の根源な気がする。二学期目の僕の生活は本当にひどいもので(一学期目もだが...)、これでは大抵の人間は留年したり、学部を変えたり、もしくはレベルを落とした大学に行くなどの選択肢を経て自分を見つめ直す時間になったりするのかもしれない。ただ、僕の場合はそうはならなかった。このようなことをずっと繰り返しているのだからこそ、自分の好みや意識とは乖離した意識の高い環境に僕は存在してしまっているのかもしれない。そりゃあ幸せにならないだろ、と。いつかこの連鎖を止めないと、取り返しのつかないことになってしまう気がしている。よくわからないけど。

最近、友人達と喋っていて「大人になったな、こいつ。」と思う時が本当に多くなってきた。ある奴は大学に溶け込んで社会に上手く適合し、ある奴は趣味でそれなりに大成し、自分の居場所と自信を培ってきたかのように思える。もちろん彼らにも僕の知らない苦労や悲しみもあったのだろうけど、なんだかんだいって大人になり、上手く生きているのだろう。

そんな中、僕はどうしようもないクソガキだ。別にそれが悪いと言ってる訳じゃ無いし、それ以外の道を選べたかと言われれば、「知らない」としか言いようがない。それでも時間は平等に過ぎていき、いつかこの溝はどうしようもなく深くなるかもしれない。近い将来に周りの人間が身を固め始めた頃、趣味にも段々と飽きてクソガキさだけが残った自分は孤独に震えるのだと思う。そんなどうしようもない人生にどうやって終止符を打つのか、どのように損切りをするのかということは今のうちから少しずつ考えた方がよいのかもしれない。あまり愉快な話ではないね。

 

そんな中、来年度は色々あって今年よりも良い年になる可能性が結構ある。これに関しては色々と調整中なので、詳しいことはまた後日書くかもしれないし書かなかったりするかもしれない。色々とハラハラしながらも何とか生きてます。秋頃に出るMHWのG級を含むDLCとペルソナの最新作(P5R)が楽しみだね。あと、8月にRoseliaの富士急コンサートにも行くつもり。

 

では、次の記事でお会いしましょう。

 

追記:

専攻には入れました。

2018と2019年

久しぶりの投稿。冬休みに入ったらすぐに書こうかなと思っていた2018年の振り返りを書いていく。

 

2018年

1~5月

2018年の始まりは因果関係的にはあまり区切りがよくない。この時期は受験勉強で特に忙しかった時期だ。特に前半は提出物が多く、普通に辛い時期だった。あまり集中力がないのでずっと勉強していた(できた)わけではないが、それ以外のことの記憶がかなり曖昧だ。そもそも受験というイベント以外に何もなかったので仕方がないが。試験まではあっという間だったが、高校生活はとても辛くて長かったという矛盾した感覚に陥っていた。卒業式は何の感慨もなく、徹夜明けの頭には何の情報もインプットされなかった。本当にしょうもない三年間だった。新幹線に乗って東京に帰った時の爽快感が懐かしい。

6~8月

夏休み。アウトドアからオタクイベント、アカデミックなことも含め色々なことをした。一緒に時間を過ごしてくれた人たち、ありがとう。めっちゃ楽しかった。7月辺りに受験の結果が出揃い、進路を決めた。この時期が一番、色々な苦悩から抜け出せた時期だった。

9~12月前半

大学にきた。最初の数日は何とか溶け込もうと頑張ったが、色々と難しかった。強制的にどっかの島に連れて行かれ、クラブ遊びが始まったのが本当に地獄だった。知らない洋楽にノッてアスパラガスみたいに飛び跳ねる外人を横目に、5時間もスマホぽちぽちをしていた。そんな虚無イベントを経て授業が始まった。うちの学科は中国人とインド人が99%を占めていて、ただの日本人の陰キャには居場所は存在しなかった。ルームメイトの中国人とその知り合いとはそれなりに仲良くなれたが、結局そいつも専攻を変えてしまい、相変わらず学科では虚無の時間を過ごしていた。高校のように、その場所の全てを憎んでいる訳ではないが、虚無度合い(?)ではいい勝負である。それからはカナダ現地民のプログラミングオタクと数名のハウスメイトとしかまともにコミュニケーションを取らない時間が続いた。たまたま同じ中学出身の人が先輩にいて、自分のキャンパスに日本人が点在することを知ったのはだいぶ後だった。ちなみに自分がいるキャンパスとは別の本キャンパスの方の日本人の集まりは結構な地獄だった。最初の1時間は頑張ったのだが、残りの2時間はスマホぽちぽちマシーンになった。狭い部屋に20人もいないような集まりでもそのような「無敵の人」になってしまえるのは虚無に包まれた高校で一層開花した技能でもあり、後遺症でもある。この頃のブログ記事を見てみると、

非日常が欲しい。 - ラーメン食べたい。

何か、足りない。 - ラーメン食べたい。

だんだん疲れる - ラーメン食べたい。

だいぶ虚無テイストの濃い記事が出てくる。

この頃から高校時代には見なかったアニメを大量に見始め、色々なコンテンツにハマろうと努めた。RPGゲームをPS4でやり、バンドリに関連したコンテンツにのめり込んだ。今まで興味持ってこなかった声優のラジオなども聞き始めた。正真正銘のオタクが復活した。人間はピンチの時に本性を表すと言うけれど、原点回帰過ぎていっそ清々しい。そんなこんなで心配だった数学もラジオを流しながらの勉強で突破し、なんとか表面上の帳尻合わせは済んだ。

12月後半

やっとのこと日本に帰ってきて、日本にいる奴らに一通り会った。九州の方に行って懐かしい顔も見た。うまい飯をありがとう、とても「時間」でした。クリスマスは男四人でスマブラしながら過ごしたし、年が明けてもオタクとスマブラしてた。とてもアットホームな休みだった。ただ、明日には大学行きの飛行機に乗っていることを考えるとだいぶ精神的によろしくない。

2018年のまとめ

2018年は、今まで積み重ねてきたものが現実として自分の前に表れた年のように感じる。大学に行くという選択肢は高校の時に考えていたことや受験勉強の結果であり、今年、そしてこれからもう少しの間は自分の前に立ち塞がる存在になると思う。そのうちにまたその後も進路にも悩むことになるだろうし、先を読んで色々な布石を打っていかなければいけない。社会での資本主義レースに参加している限り、この厄介な流れは付いて回る。頭の片隅では第三の可能性をずっと模索してはいるが、それもまた難しいことは分かっている。

交友関係についても色々気づくことがあった。今更人間関係についてあれこれ悩みはしないが、高校を卒業してSNSですらずっと喋っていなかった人たちと接して、自分の予想が色々と裏切られたりはした。ある程度関係性が深いと思っていた人が数年の間にかなり遠くにいってしまっていたり、遠いとおもっていた人が案外近かったり、自分が知らぬ間に捨ててしまっていたもの、捨てざるを得なかったものを認識して、ほんの少しだけ、溜息をつきたい気分になったりした。別に今までのやり方を変えるつもりはないが、恒常性がないものに形を与えようと試みるならばそれ相応のものが必要なんだなと。

 

そんな1年だった。じんくん、お疲れさん。

 

2019年

去年よりは良い年になればいいな。抱負などは特になし。ただ、色々なことに関しての方向性を漠然と決めなければいけない年になりそう。

 

最後に

思いつきで始まったこのブログも、初めての年越しを迎えました。何だが暗い雰囲気のエントリーですが、今の自分は大学が始まるということ以外に関しては結構晴れやかな気分だったり。今年もこんな感じで不定期に更新していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

では、次の記事でお会いしましょう。

消費税がまた上がるらしい。

とりあえず近況を。タイトルには関係ないので、興味がない人はすっ飛ばしてくれてください。

bang-dream.bushimo.jp

僕は最近暇な時間にこのゲームをやっていたりする。曲がアニソンチックな曲しかないのでマジで楽しい。元々音ゲーをやらなくなったのも、音ゲー特有の歌詞が全くない曲が好きじゃないというのがあったので、これは長続きするような予感がしている。ライブなども頻繁に行われているようで、関連コンテンツもそれなりに多そうだなという印象。いつかライブ行きたいよ...。そろそろ退学して日本帰ろうかな、ペルソナイベも行けなくて悲しいし...。

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僕の推しバンドはこのRoselia。ビジュアルが好みなキャラが集まっていて好き。オリジナル曲も良曲ばっかでアド。みんな可愛い。可愛い。かわいい。髪が長くてお姉さんぽいキャラには弱いんだよね、本当。その中でも推しの湊友希那ちゃん(真ん中の子)がゲーム内のバンド編成にいるので、ゲームをやるたびにモチベが上がるという好循環。僕の人生全般もこうなってくれればいいのにね。

 

さて、真面目な話に入っていきましょう。

 

また消費税が上がるという話が数週間前から話題になっている。何となくこんな気配がしていたものの、再度延期や凍結という結果にならなかったのは残念である。よく経済学の教科書の説明に、財政政策は政治的な要因に左右されやすいということが書いてあるものだが、正にこれを現実で見ているような気持ちだ。

巷ではオリンピック後の日本の状況を「出口の見えないトンネル」と評する論調が存在する。このような意見における日本の状況とは何の状況であるか、ということがあまり定義されていないことがあり、賛成も反対も出来ないことが多い。しかし、もしこれが日本の経済の状況を示しているのならば、賛成せざるを得ない。この記事では、日本経済における「出口の見えないトンネル」の意味を、最近話題の消費税増税に関連付けながら僕なりの解釈を書いていきたい。

 

まずは消費税増税についておさらいしておこう。今回話題になっているのは、2019年から消費税が8%から10%になるという安倍政権の発表によるものである。政治にはあまり詳しくないが、元々消費税を10%まで上げるといった方針を決めたのは旧民主党の野田政権であるから、もし増税の影響で経済の状況が悪くなったとしても、原因はそっちにあるといった意見をネット上ではよく見る。リーマンショック後のデフレスパイラルからも脱却できておらず、震災によって国がボロボロになっている状況で増税を決めたのは全くもって愚かである、という意見には概ね同意する。しかしどうやら、この合意には景気条項なるものが含まれており、消費税増税はその時の経済の状況を考えて行うといった趣旨のことが書いてあるらしい。だからこそ安倍政権は「リーマンショック級のことがない限り」といった旨のことを消費税の話題になる度に言ってきたのだろう。したがって、景気条項という、解釈によっては消費税増税を回避することのできる要素があるのに消費増税を行おうとしている安倍政権の経済失速に対する責任は重いと僕は個人的に思っている。

ここで、前回の消費税増税の影響を振り返ってみよう。1回目に安倍政権が増税を引き上げたは2014年のことである。5%→8%という1.6倍の変化は忽ち日本のコアCPI(日銀のインフレターゲット2%は所謂インフレ率からボラタリティが高い品目を幾つか抜いたコアCPIの変化のことを指している)の上昇を引き止めた。そもそもGDPや賃金と言った統計はサイクル的に物価の緩やかな上昇(大体2~3%のインフレ率)の後に発生するもので、物の値段が上がり、売っている側の給料にならなければ話にならないのである。

tradingeconomics.com

日本経済の状況を鑑みたアベノミクスが高く評価されていた安倍政権としては、この読み違いは単なる失敗であった。明らかに1.6倍の変化率の影響を軽視していたのだ。このようなことがあったので、8%から10%の増税全くもって日本経済のためにも安倍政権の支持率のためにもならないことは明白だと僕は思う

ではなぜ安倍政権は消費税増税を律儀に行おうとしているのか?これに関しては色々な話があるが、現役の参議院議員さんや政治に詳しい人たちの話を聞く限り、政権内部の勢力争いなど、純粋な日本経済に関する議論とは程遠い事柄が影響しているらしい。これに関してはアホくさいとしか思わないし、なんで一国の経済がそんなものに左右されているのかと馬鹿らしくなってしまう。結局は伝聞なので真相は分からないのだが、もし本当だったら必死に議論を繰り返している経済学者さんたちも浮かばれないよね。なんだか、間接民主制の限界を見ている気がする。

 

日本経済にとって運が悪いのはこれだけではない。ここにきて、日本銀行も金融政策を正常化させたいという、所謂出口戦略を意識しているかのような発言が出てきている。

jp.reuters.com

9月19日の日銀政策決定会合後の記者会見でも、黒田総裁は「物価目標を早期に達成して正常化プロセスに入りたいというのは、どこの中央銀行も同じで当然のことだ」という発言をしている。もちろん2%のインフレターゲットを達成してからということも同時に言ってはいるものの、やはり日本銀行側も金融緩和的政策をあまり長く続けるのは避けたいと思っているのだろう。黒田総裁の真意は断定できないが、任期中に徐々に金融緩和の手が緩まっていくというシナリオもあり得るのではないかと思う。もしそうなら、市場のマネタリーベースの増加量は徐々に減っていくし、円高にも振れてくるだろう。まだ実際にはデフレに逆戻りする危険性が十分すぎる程あり、輸出国の日本にとってはお世辞にも良い状況だとは言えなくなってくる。まあ、これに関してはまだまだ消費税増税より不確定要素ばかりだ。

 

このように、消費税増税や日銀の出口政策に関する憶測などによって、アベノミクスによって期待されていた日本経済の復活は望めないのかもしれないといった悲観的な意見がここ最近になって目立つようになってきた。このような悪いシナリオが現実になっていくかもしれない時期が東京オリンピックが終わる2020年、日本からオリンピック関連の投資が一斉になくなっていく時期と合致することで、日本経済は復活の機会を逃してしまうという展望は一気に現実味を帯びてきた。仕事の自動化が進んでいるといってもまだまだGDPは働く人口、そしてそれを支える出生率に左右される訳で、このような時期に経済が悪くなってしまうと、これらの統計にも響いてくる。

このように消費税増税、日銀の出口政策、そしてオリンピック景気の終焉など、日本経済にとって悪影響のある事柄が同時期に起こる可能性が高まった状況を指して、「出口の見えないトンネル」という表現が用いられるようになってきた、というが僕なりのこの論調に対する解釈である。

 

では、次の記事でお会いしましょう。

 

《追記》

この記事を書いて下書きに保存した次の日、2025年に大阪万博が開催されることが決まった。早速株価や不動産価格が上がっているらしい。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38170890W8A121C1AM1000/

これが続いてくれれば数字的に少しだけマシになるかも...?これはオリンピック景気にも言えることだが、株価の上がり下がりによって国民の生活が豊かになるかどうかはその後のシナリオによるので分からない。所謂トリクルダウンに関しての別の議論が必要だ。ただ、きっかけになり得るだけマシかという話。