ラーメン食べたい。

黒髪ロングの黒タイツ。

今期アニメの感想(2018年秋)

だいぶ留学先が寒くなってきた。外に出たくないからだいたい部屋の中で生活が完結している今日この頃。あと、今日で19レベルの人間になってしまった。時が経つのは早いもので。

中学の頃みたいによくアニメを見るようになったから今期アニメの現時点での感想を書いてみようと思う。全部は見ていないので、ここにないやつは一話で切ったか、見てはいるもののあまり感想がない作品。一応2クールのやつとかで前期始まりのアニメも含まれてるよ。

では、参りましょう。

 

1. ソードアート・オンライン アリシゼーション

sao-alicization.net

まずはSAO。原作、めっちゃ好き。今でも家族とのスキー旅行の最中に必死に時間見つけて読んでたのを思い出す。今回アニメ化されたのはアリシゼーション編というSAO史上一番長いお話。その長いお話に合わせて4クールでやるらしい。ここから一年中SAOが見れるってことで歓喜しているオタクも多いことだと思う。でも僕はというと、少し冷めた見方をしていたりする。実は僕、アリシゼーション編が好きじゃなくてSAOの原作読まなくなっちゃったんだよね。理由としては以下の二つ:

 

1. キリト以外の主要キャラが長い間ほとんど出てこない。

2. キリトが共に戦ってる人達がAIだということが最序盤で説明される。

 

1に関しては、発売当初は今までの原作ファンから悲しみの感想が相当出ていた印象。基本的にアリシゼーションのキャラクター達は好きでも嫌いでもない人にとっては読み進めても面白くなかったと思う。一応後に出てくるっていうのは読むのをやめた数年後に聞いたけど、今更だなって思ってた。

2に関しては僕だけかもしれない。キリトが必死に共闘したり、時には助けたり助けられたりしているキャラがAIだっていうのを最初に知って、何だか冷めてしまったのだ。まあフィクションなんて最初から存在しないって言われたらそれまでなんだけど...。この感覚、分かってほしい。

 

そんなSAOも新章が始まったらしい。その新章も時系列的にはこの章の後から始まるわけで、取り残されないようにアニメだけは見てから新章を読もうかなというのが今のモチベ。

 

2. とある魔術の禁書目録 三期

toaru-project.com

SAO、とあるが同時にアニメ化するって多分ラノベ原作界の最後の手段だよね。何となく、ラノベっていうコンテンツの終焉を見ている気分。ついに俺ガイルも最後に向けて動き出したし、本当に全部が終わりそうな気配。それはさておいて、インデックス三期。一応新約まで読んでいる身からしたら(インデックスは旧約と新約に分かれており、今のアニメはまだ旧約の中盤)やっとここから面白くなるって感じ。1期と2期は大雑把に言うと、科学と魔術サイドがあって、この二つの勢力が怖そうな人たちの怖そうな陰謀によって時々接触しているよっていう導入。クッソ長い導入なので、正直そこまで評価が高くないのも残念ながら頷ける。導入が終わったここからロシア編までは本当に面白い。今見ている人は期待していてほしい。基本的には原作に忠実にアニメ化されてるから満足なのだが、幻想殺しの発動音が放屁っぽいのはどうにかしてほしい。

設定がややこしい(自分も完全理解していなかったし、全然覚えてない)けど、この作品にはそれを誤魔化してしまう勢いがあると思う。

 

3. 寄宿舎学校のジュリエット

www.juliet-anime.com

漫画原作のアニメ。寄宿舎の学校内で寮に分かれて延々に争ってるアニメ。主人公とメインヒロインは別々の寮の人間ながらも恋人という関係。そんな関係から生まれる日々のゴタゴタを描いている。なんだろう、僕はこの漫画とアニメを面白いと思ったことがない。面白いと思ったことがないけど、漫画は全巻読んだしアニメも欠かさず見ている。なんでだろう、マジで分からない。

絵はめっちゃ綺麗だし、好きな人は好きな作品だと思う。僕は好きじゃない。これからも欠かさず見るけど。

 

4. SSSS.GRIDMAN

gridman.net

これが今期のダークホース。このアニメは一話で切ってしまった人と、二話まで進んだ人で相当感想が違うと思う。僕もFPSのクランのオタクと一緒に一話を見た時は「意味がわからない描写がやたらと多いし、ウルトラマンみたいでダサい」と二人で同じような感想を持っていた。その後惰性で二話も見たのだが、そこで180度印象が変わった。これは見てもらえばすぐ分かるのだが、二話では一話で起こった「事件」の真犯人らしき人物の正体が明かされる。この話、主人公達の視点だけでは正直訳がわからないのだ(これが第一話)。そこで二話以降で真犯人の正体を明かし、主人公達の視点と同じぐらいの比重で真犯人の視点を入れ込むことにより、何となくこの作品がどこに向かいたいのかが見えてくる。そんな構成が非常に上手いと思った作品だ。OPやEDの映像でも未だに隠されているこの作品の世界観の断片が巧妙に散りばめられている。本編を見ながら、この描写ってどういう意味なんだろう?って考えてしまうことが非常に多い。その他、登場人物の心情を色々なモチーフで表していたり、同じ話を何回見ても新たなことに気づくのでとても楽しい。

あと、ヒロイン二人がとても可愛い。僕は新条アカネが好き。

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5. 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

ao-buta.com

所謂青ブタってやつですね。ラノベ原作で、僕もタイトル自体は何年も前から知っていた。原作のファンが根強い作品で、twitterで多くの人がアニメ化で喜んでいるのを見た。僕の友達にも何人かファンがいて、結構盛り上がっていたみたい。

思春期症候群という思春期の若者特有の病気(?)のようなものがテーマな作品。ヒロイン達が各人物毎の症状を患っていて、主人公が色んな出来事を通してそれを解決していく物語。ちょっと気怠げで皮肉屋っぽい主人公はオタクにウケそう。どうやらこの主人公も思春期症候群を患っているかのような描写が見受けられるが、それはまだ詳しくは明かされていない。物語の構成は西尾維新物語シリーズから独特の語りを消して、もうちょっとラノベっぽくしたっていう感じかな。物語シリーズよりヒロイン達は可愛い。一人目のヒロインの話が3話で終わるのだが、ここがこの作品の一つ目の山場。クールな感じの主人公が冷静に、しかし確固たる意志を持って社会のどうしようもない部分と向き合い、戦おうとする展開は結構好きだった。それを最後に行動として起こすシーンは少し見てて恥ずかしかったが、まあ納得はした。恋愛に関してアツい「何か」を心に秘めているオタクはこのシーンは好きかもしれない。僕は無情熱オタクなので早送りで見ましたが。

 

6. やがて君になる

yagakimi.com

今期の百合アニメ。見てて、終始「あら〜^^」って言ってしまうようなアニメ。百合アニメにしては展開は遅めで心理描写がかなり細かい。桜trickみたいに初っ端からキスしまくりでぶっ放してくるのもいいけど、こういう真面目で(?)少し切なさがある百合も悪くないと思う。絵は個人的にイマイチなのだが、見ているうちに何となく癖になってしまう。

 

7. ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

jojo-animation.com

名作と言われるジョジョシリーズでも特に人気な章。原作は読んだことないけど、このブログにもよくコメントしてくれている友達の勧めで見ている。今のところ、普通に面白いなといった印象。ジョジョって聞くとオラオラ系のストーリーを思い浮かべていたのだが、意外にも戦闘を含めた話の流れが丁寧で知的。過去の章をちゃんと知ってから見るべきだったかも、というのが唯一の残念な点。これはよく言われている感想だが、この作品独特の絵は見る度に癖になってくる。

 

8. バキ

baki-anime.jp

漫画原作の格闘アニメ。アツい、とにかくアツい。厳密では今期のアニメではなく、今2クール目が始まったというところ。最初の数話でハマってしまい、わざわざ夏休み中に友達のオタクとネットカフェに行って原作を読んでいた。今回アニメ化されている部分は原作では二部目に該当するのだが、一部目を読んでいなくても全然楽しめる。もしアニメが好きならば、是非とも原作も読んでいただきたい。

僕がこの漫画で一番好きなキャラクターは、神心会流空手の創始者愚地独歩

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この作品の中でもかなりの努力家で、勝利の栄光も敗北の屈辱も経験しながら空手の腕も磨いてきたカッコいいおっさん。彼の口から時折飛び出す名言は彼の人生の深さを表しているかのよう。ドリアンに腕も切られながらも貫手もブチかましたシーンはマジでカッコいい。

 

と、こんな感じ。あくまでも現時点での感想なので変わる可能性もアリ。

 

それでは、次の記事でお会いしましょう。